ヨハネによる福音書
ヨハネによる福音書
【神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛して下さった。
それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、
永遠の命を得るためである。
神が御子を世につかわされたのは、
世をさばくためではなく、
御子によって、この世が救われるためである。
彼を信じるものはさばかれない。
信じない者はすでにさばかれている。
神のひとり子の名を信じることをしないからである。
そのさばきというのは、
光がこの世にきたのに、人々はそのおこないが悪いために、光よりもやみの方を愛したことである。
悪を行っている者はみな光を憎む。
そしてそのおこないが明るみに出されるのを恐れて、光にこようとはしない。
しかし、真理を行っている者は光に来るその人の行いの、神にあってなされたということが、明らかにされるためである。】
【上からくる者は、すべてのものの上にある。
地から出る者は、地に属する者であって、地のことを語る。
天から来る者は、すべてのものの上にある。
彼はその見たところ、聞いたところをあかししているが、だれもそのあかしを受けいれない。
しかし、そのあかしを受けいれる者は、神がまことであることを、たしかに認めたのである。
神がおつかわしになったかたは、神の言葉を語る。
神は聖霊を限りなく賜うからである。
父は御子を愛して、万物をその手にお与えになった。
御子を信じる者は、永遠の命をもつ。
御子に従わない者は、命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまるのである。】
読んでくださった方に神様の守りと導きがありますようにお祈りいたします。