lilacのアメリカライフ

アメリカ生活をライラックの目線からお届けできたらと思います。、ダルメシアンのハルちゃんとの思い出の記録

セイロ

天聖経(環太平洋摂理)

先生がアメリカで計画したことは二大事業です。水産事業とセイロ販売組織です。先日「ムーニーが水産事業分野を完全に占領する」と言って、水産業界でとても問題になりました。その事実を皆さんは知らないでいます。このことは知らないといけません。


             


経済活動の組織面において、いかにして全国の販売市場を掌握するかという闘いが最後に残された障壁です。セイロという世界的な機械販売組織を通じてアメリカで力をもち、また水産事業でも力をもち、これらが一つになって動くようになれば、アメリカや自由世界に対する影響圏は自動的にできてきます。ここで経済基盤を築くと同時に、もう一つ準備することは、言論界における世界基盤を確保するための「ワシントン・タイムズ」と、「インサイト」という週刊誌です。現在、これらを通じて世界に影響を及ぼすことができる版図をつくっています。


有り難いのは、水産事業において、アメリカは膨大な資源をもっているにもかかわらず、そこには主人がいないということです。既に、「レバレンド・ムーンと統一教会が主体にならざるを得ない」という評価を受けるまでに上がってきたということは驚くべき事実です。科学技術を中心とした製品の販売市場において、レバレンド・ムーンがアメリカで力をもったといえる基盤を築くために「セイロ組織を五十州に編成しなさい」と指示しました。セイロ・システム自体が国境を超越したのです。今まで、国境を超越した展示場、販売市場はありませんでした。


             


今、皆さんがなすべきことは、アメリカにおいて経済基盤を築くことです。それが先生の選択した、セイロ組織の全国化運動と、水産事業の販路の世界的基盤を築く運動です。これをどのように成し遂げるのかということが現実的な問題として登場しました。それが結論です。現在、機械工業が西欧文明の中心だとすれば、その一方で水産事業には主人がいません。ですから私は、損害を被りながらも水産事業に投資しているのです。そして、セイロの発展のために投資しているのです。そのような結論が出てきます。


ここに投資をして基盤をつくる努力をしなければなりません。このように見ればセイロは、世界の販売組織とアメリカ水産事業に力をもつための基盤です。ですから、「ここに拍車をかけなければならない」というのは妥当な結論です。


             


アメリカにおいて、セイロ組織によって機械工業と水産事業に力をもてば、アメリカ経済を動かすことができる強大な勢力になります。それで今、南米連合機構をつくっています。そのようになれば、アメリカは困ることでしょう。四十年間、先生がこのような頭と能力をもって苦労し、開拓のためにそのようなことをしてきたのは、それが歴史に残る先覚者の行くべき道だったからです。そのようにして伝統を立てることが貴いことなので耐えてきたのです。


先生が縦的な伝統を立てたならば、皆さんには横的な伝統を立てなければならない責任があるということを知らなければなりません。横的基準まで先生が立てなければならないのですか。それは皆さんの責任です。今後、セイロ組織を通じて、いかにして急進的発展をするかを考えなければなりません。


             


「水産事業がセイロと何の関係があるのか」。このように思ってはいけません。今後、セイロの人を水産事業分野に入れ、水産事業の人をセイロに入れるかもしれません。いつでも自由に交替させることができるのです。それを知らなければなりません。ですから事務室も、一つの事務室を使わなければならないという結論が出てきます。お金もないのに、どうしてそれぞれが一つずつもっているのかというのです。この機会にすべて一つにするのです。多くの責任者は必要ありません。一人の責任者を中心として命令すれば、天下が動くような組織にしなければなりません。


アージュ…

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