血なまぐさい生々しい話
ばあちゃんの友達は私も友達…なぜなら三代が一緒に住む家は、お客さんもいろいろです。
怖い話もありました。大人たちがそう呼んでいた人形岩という山があり、その麓には昔悪いことした人の首が並んでいたというのです。
チャンバラ、バチバチ時代、サムライは、刀を振りかざし悪人を処罰していた時代が私の故郷にもあったようです。
子供心にゾットしたものです。
イスラムテロとなんか似ている………。
人を人とも思わない、宗教思想が違うと人間ではないのか?
罪を犯すと死に値する。目には目を持って行動に移す世界。
私のすぐ近くでも血なまぐさい生々しい話がありました。
綺麗事ばかり並べて善人ぶる人間ではないことを私自身よく知っているつもりです。
健忘症のように生まれた時から善人です。そんな人を見るとあなたのご先祖様は必死で時代を生き延びたかもしれないのに。よく言えるなあ!皮肉にも感動すらします。
その地に流れた血、戦話をばあちゃんからよく聞かされていました。
小さい頃のよく見る夢は決まってたくさんのサムライたちが戦で腹をすかしながら死んでいくのです、水の中に沈んで死んでも死んだことすら知らずに戦い続け腹を空かしているのです。
だから私は人が言う綺麗事…善人振る事にはなかなかついていけないところがあります。
私の住んでいた故郷もばあちゃんの時代はそれが当たり前の話だったわけです。明治生まれの母方のばあちゃんは、ある日山に山菜採りに行って人が死んでいるのでびっくりして家に帰ったそうです。
名探偵がいたわけでもなく、治安が良かったわけでもない時代を生きた先祖たちは、必死で生きていたと思います。
道徳などもなく感情のまま生きた人もいたでしょう。無学だけど宗教は、そんな無学な人の学問のすすめだったかもしれません。
これをしてはいけない!
これはするべきだ!
地域社会とともに生きる。祭りは地域の交流には欠かせない娯楽、それも神仏とつながっている。
罪の無い人を見たことがなかった…
強く生きなければならない!
そんなじいちゃんばあちゃんから教えられた何かが私の心の奥にもあります。
そんな時、イエス様の存在は、とても強烈に驚いたものです。
宣教師がばあちゃんに教えた賛美歌の替歌は、「権兵衛しゃんの赤ちゃんが風引いた」
面白く歌ってくれたものです。
田舎に来た宣教師たちはなんとかメロディーだけでも伝えたかったのでしょう。
キリスト教の話で初めて聞いた話はノアの箱舟です。そろばん塾で夏休み中、その紙芝居がありました。
私をいつも感動させるのが決まってイエス様そしてその弟子たちでした。
お父様もイエス様とだぶって見える時がありますイエス様とは出会ってはいないけれども…
イエス様も誰よりも孤独に生まれこの世から捨てられ孤独に歴史に残ることもなく神様のもとへかえられました。
その頃の弟子たちは誰もが剣に怯え人々の迫害に怯えていたでしょう。
ヤクザやテロに勝つためだけでなく、神様の独り子を守るために強くならなくては行けない時!
三代王権は世が独り子を捨てた時独り子の産んだ者たちからも妻からも弟子たちからも捨てられた時、決して捨てなかった実子のカインとアベルによって守られた神の王権だと思います。
この地で解かれることは天でも解かれる。
神様の栄光が永遠にありますように……
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